
GoPro MISSION 1シリーズは、従来のHEROシリーズとは異なるコンセプトで開発された次世代GoProです。
これまでのGoProは、アクションカメラとしての手軽さや耐久性が大きな魅力でした。
しかしMISSION 1シリーズでは、大型センサーや8K撮影、プロ向け映像機能を搭載し、映像制作やVlog撮影にも対応するモデルへと進化しています。
今回発売されるのは3機種です。
この記事では、GoPro MISSION 1シリーズの特徴やHEROシリーズとの違い、おすすめな人について詳しく解説します。
GoPro MISSION 1シリーズ 3機種の特徴
GoPro MISSION 1シリーズは、用途に応じて選べる3つのモデルがラインナップされています。
- MISSION 1
- MISSION 1 PRO
- MISSION 1 PRO ILS
いずれも新開発の1インチ・5000万画素センサーとGP3プロセッサーを搭載していますが、動画性能やレンズシステムに違いがあります。
MISSION 1|コスパ重視のスタンダードモデル

MISSION 1は、MISSION 1シリーズのベースモデルです。
上位モデルと同じ1インチセンサーとGP3プロセッサーを搭載しながら、価格を抑えたモデルとなっています。
主な特徴は以下の通りです。
- 1インチ・5000万画素センサー搭載
- 最大8K30fps撮影
- 4K120fps撮影対応
- 4K120 Open Gate撮影対応
- 50MP写真撮影対応
- 優れた低照度性能
基本的な画質性能は上位モデルに近く、超高フレームレート撮影を必要としないユーザーに向いています。
MISSION 1 PRO|シリーズの主力モデル

MISSION 1 PROは、MISSION 1シリーズのフラッグシップモデルです。
シリーズ最高レベルの動画性能を備えており、本格的な映像制作やYouTube撮影を行うユーザー向けに開発されています。
主な特徴は以下の通りです。
- 1インチ・5000万画素センサー
- 最大8K60fps撮影
- 4K240fpsスローモーション撮影
- 1080p960fps超スロー撮影
- 8K30 Open Gate撮影
- 4K120 Open Gate撮影
- 50MP RAW写真撮影
- 10bitカラー対応
- GP-Log 2対応
特に4K240fpsや8K60fps撮影は、釣り動画やアクション映像との相性が非常に良く、ルアーアクションやバイトシーンを迫力ある映像で残せます。
MISSION 1 PRO ILS|レンズ交換対応モデル

MISSION 1 PRO ILSは、GoPro史上初となるレンズ交換式モデルです。
Micro Four Thirdsマウントを採用し、さまざまなレンズを装着できるのが最大の特徴です。
主な特徴は以下の通りです。
- 1インチ・5000万画素センサー
- GP3プロセッサー搭載
- Micro Four Thirdsレンズ対応
- マクロレンズ装着可能
- 望遠レンズ装着可能
- シネマレンズ対応
- HyperSmooth手ブレ補正対応
- 本格的な映像制作向け
従来のGoProでは不可能だった望遠撮影やマクロ撮影が可能になり、映像表現の幅が大きく広がっています。
3機種の違いを比較
| モデル | MISSION 1 | MISSION 1 PRO | MISSION 1 PRO ILS |
|---|---|---|---|
| センサー | 1インチ50MP | 1インチ50MP | 1インチ50MP |
| 最大動画性能 | 8K30 | 8K60 | 8K60クラス |
| Open Gate | 4K120 | 8K30 / 4K120 | 対応 |
| 超スロー撮影 | 1080p240 | 1080p960 | 対応 |
| レンズ交換 | × | × | ○ |
| おすすめ用途 | Vlog・旅行 | YouTube・釣り動画 | 映像制作・映画撮影 |
どのモデルがおすすめ?
コストを抑えつつ高画質を楽しみたいならMISSION 1、本格的なYouTube撮影や釣り動画を撮影したいならMISSION 1 PROがおすすめです。
一方で、映像作品制作やシネマ撮影まで視野に入れるなら、レンズ交換に対応したMISSION 1 PRO ILSが最適な選択肢になるでしょう。
GoPro MISSION 1シリーズの特徴
GoPro MISSION 1 シリーズは、従来のHEROシリーズとは異なり、「アクションカメラ」と「シネマカメラ」の中間を狙った新世代モデルです。
GoPro自身も単なるアクションカメラではなく、映像クリエイター向けのコンパクトシネマカメラとして位置付けています。
新開発の1インチ 50MPセンサー搭載
MISSION 1シリーズ最大の進化が、新開発の1インチ・5000万画素センサーです。
従来のGoPro HEROシリーズより大幅に大型化されたセンサーを採用し、より多くの光を取り込めるようになりました。
その結果、
- 夜間撮影に強い
- ノイズが少ない
- 白飛びしにくい
- 黒つぶれしにくい
という大きなメリットがあります。
さらに最大14ストップのダイナミックレンジに対応しており、明暗差の激しいシーンでも自然な映像を記録できます。
最大8K60fps撮影に対応
上位モデルのMISSION 1 PROでは、
- 8K 60fps
- 4K 240fps
- 1080p 960fps
という非常に高い動画性能を実現しています。
特に4K240fpsは超スローモーション撮影に対応しており、水しぶきやルアーアクション、バスのバイトシーンなどを迫力ある映像で残せます。
Open Gate撮影対応
MISSION 1シリーズはOpen Gate撮影に対応しています。
これはセンサー全体を使って撮影する方式で、
- YouTube横動画
- TikTok縦動画
- Instagramリール
などを後から自由に切り出せるのが特徴です。
1本の映像から複数のSNS向け動画を作れるため、クリエイターには非常に便利な機能です。
新型GP3プロセッサー搭載
MISSION 1シリーズには新開発のGP3プロセッサーが搭載されています。
5nmプロセスで製造されており、
- 処理速度向上
- 発熱低減
- バッテリー持続時間向上
を実現しています。
さらにAI処理用のNPUも搭載されており、低照度映像の補正や映像処理性能が大幅に向上しています。
低照度性能が大幅進化
従来のGoProは夜間撮影が苦手と言われていました。
しかしMISSION 1シリーズでは、
- 1インチセンサー
- GP3プロセッサー
- AI画像処理
の組み合わせによって、夜景や夕マヅメの釣りでも実用レベルの映像品質を実現しています。
プロ向けカラー収録に対応
MISSION 1シリーズは、
- 10bitカラー
- GP-Log 2
- HLG HDR
に対応しています。
映像編集時の色補正耐性が高く、本格的な映像制作にも使える仕様となっています。
防水・耐久性能はGoPro譲り
高画質化されてもGoProらしさは健在です。
MISSION 1 PROは約20m防水に対応し、雨や釣り、水辺の撮影でも安心して使用できます。
一般的なミラーレスカメラでは難しい過酷な環境でも撮影可能です。
MISSION 1 PRO ILSはレンズ交換可能
MISSION 1 PRO ILSは、Micro Four Thirdsマウントを採用しています。
そのため、
- 広角レンズ
- シネマレンズ
- マクロレンズ
などを装着でき、GoProとしては初の本格的なレンズ交換式モデルとなっています。
従来のGoPro HEROシリーズとの違い
GoPro MISSION 1シリーズは、従来のHEROシリーズと比べて設計思想そのものが大きく異なります。
HEROシリーズが「誰でも簡単に使えるアクションカメラ」を目指しているのに対し、MISSION 1シリーズは「本格的な映像制作にも対応できるコンパクトカメラ」をコンセプトに開発されています。
ここでは両シリーズの違いを詳しく解説します。
センサーサイズが大幅に大型化
最も大きな違いはセンサーサイズです。
HEROシリーズでは1/1.9インチ前後のセンサーを採用していましたが、MISSION 1シリーズでは1インチセンサーを搭載しています。
センサーが大きくなることで、
- 暗所性能の向上
- ノイズの低減
- 自然なボケ表現
- ダイナミックレンジの向上
といったメリットがあります。
特に朝夕の釣りや夜景撮影では、映像の差がはっきりと現れます。
映像品質がワンランク上へ
HEROシリーズでも十分高画質ですが、MISSION 1シリーズはさらに映像制作向けに進化しています。
主な強化ポイントは、
- 最大8K動画撮影
- 10bitカラー対応
- Log撮影対応
- HDR撮影対応
です。
これにより、撮影後のカラーグレーディングや映像編集の自由度が大幅に向上しています。
YouTubeやSNS向け動画だけでなく、商業映像制作にも対応できるレベルを目指しています。
夜間撮影性能の向上
従来のHEROシリーズは昼間の撮影に強い一方で、夜間や室内ではノイズが目立つことがありました。
MISSION 1シリーズでは、
- 1インチ大型センサー
- 新型画像処理エンジン
- AIノイズリダクション
を組み合わせることで、暗い場所でもクリアな映像を撮影できます。
夕マヅメの釣りやキャンプ、車中泊動画などでも高画質を維持しやすくなっています。
Open Gate撮影に対応
HEROシリーズでは撮影時にアスペクト比を選択する必要がありました。
一方、MISSION 1シリーズはOpen Gate撮影に対応しています。
センサー全体を使って撮影するため、
- YouTube用横動画
- TikTok用縦動画
- Instagramリール
などを後から自由に切り出せます。
SNS運用を行うクリエイターにとって大きなメリットです。
プロ向け機能の充実
MISSION 1シリーズでは、
- Log撮影
- LUT対応
- 10bit収録
- 高ビットレート記録
などのプロ向け機能が搭載されています。
HEROシリーズが「撮ってすぐ使える映像」を重視しているのに対し、MISSION 1シリーズは「編集前提の高品質素材」を残せることが大きな違いです。
サイズと手軽さはHEROシリーズが有利
一方で、HEROシリーズにも強みがあります。
- コンパクト
- 軽量
- 価格が比較的安い
- 操作が簡単
という特徴があり、旅行やアウトドアで気軽に撮影したい人には依然として魅力的な選択肢です。
MISSION 1シリーズは高性能化した分、本体サイズや価格が上がる傾向があります。
MISSION 1シリーズは誰向け?
MISSION 1シリーズは、従来のGoProとは異なり、映像制作を重視するユーザーに向けて開発されたモデルです。
例えば、
- YouTube動画を本格的に制作したい
- Vlogの映像品質を向上させたい
- 釣りやアウトドアの映像を高画質で残したい
- 車載動画や旅行動画を撮影したい
- ドキュメンタリーや作品制作に挑戦したい
といった方に適しています。
大型センサーや高性能な映像処理機能を搭載しているため、従来のアクションカメラでは難しかった本格的な映像表現も可能になりました。
MISSION 1シリーズは、アクションカメラの手軽さを残しながら、映像クリエイターの要求にも応える新しいGoProと言えるでしょう。
どちらを選ぶべき?
HEROシリーズとMISSION 1シリーズは、それぞれ得意とする用途が異なります。
HEROシリーズがおすすめな人
HEROシリーズは、手軽さや扱いやすさを重視する方におすすめです。
- 気軽に動画を撮影したい
- アクションカメラとして使いたい
- 購入コストを抑えたい
- 編集作業はあまり行わない
- 旅行やアウトドアで簡単に撮影したい
このような使い方であれば、HEROシリーズでも十分な性能を発揮してくれます。
MISSION 1シリーズがおすすめな人
MISSION 1シリーズは、画質や映像表現にこだわりたい方に向いています。
- YouTube動画を本格的に制作したい
- 映像作品を作りたい
- 夜間や夕暮れの撮影が多い
- カラーグレーディングや映像編集を行う
- より高品質な映像を求める
大型センサーによる高画質な映像や豊富なプロ向け機能を活かせるため、映像制作を重視するユーザーに最適です。
迷ったらどっち?
手軽さやコストパフォーマンスを重視するならHEROシリーズ、本格的な映像制作や高画質を求めるならMISSION 1シリーズがおすすめです。
MISSION 1シリーズは、従来のGoProが持つアクションカメラの枠を超えた存在であり、「超小型シネマカメラ」と呼べるほど高い映像性能を備えています。
まとめ
GoPro MISSION 1シリーズは、従来のHEROシリーズとは異なるコンセプトで開発された次世代モデルです。
1インチセンサーや8K撮影、Log撮影などのプロ向け機能を搭載し、アクションカメラの手軽さと本格的な映像制作性能を両立しています。
一方で、手軽さやコストパフォーマンスを重視する場合は、従来のHEROシリーズも魅力的な選択肢です。
気軽にアウトドアや旅行の思い出を撮影したい方にはHEROシリーズ、本格的なYouTube動画やVlog、映像作品の制作に挑戦したい方にはMISSION 1シリーズが向いているでしょう。
より高画質な映像表現を求めるユーザーにとって、MISSION 1シリーズは今後のGoProを代表する注目モデルとなりそうです。

