GoPro HERO8 Blackが発売されて、速攻で手に入れたのでレビューしていこう。
実際に手に入れて分かったことは、思っていた以上にGoPro HERO7 Blackからの進化が凄かったということだ。
GoProはHERO4から使っているが、GoPro史上もっとも大きく進化したモデルだと感じた。
HyperSmooth2.0
まずは、GoPro HERO8 Blackをレビューするうえで絶対に外せないHyperSmooth2.0からだ。
GoPro HERO8 Blackの一番大きく進化した部分は、ズバリ、HyperSmooth2.0だ。
これはマジでヤバイ!もう、ジンバルがホントに必要なくなった!
ほら、GoPro HERO7 Blackの時にジンバルキラーとか言われていたじゃん!?
でも実際には、そんなにキラーじゃねーなって感じだったwww
結局、俺は後からkarma Gripとか1軸ジンバルとか買いまくったしねwww
しかし、今回はマジでキラーだ。
おかげで、俺のkarma Grip一式と1軸ジンバル×2個は完全にゴミとなった。
やりやがったなチッキショーwww
HyperSmooth2.0の使い方
HyperSmooth2.0の使い方は簡単だ。
背面の液晶モニターで各種設定をするように、HyperSmooth2.0の設定も出来る。
設定できる項目は、「オフ・オン・高・ブースト」の4種類だ。
「オン」はGoPro HERO7 Blackと同等で、HyperSmoothがオンの状態だ。
その上の「高」に設定すると、HyperSmooth2.0がオンになった状態になる。
普通のアクティビティーでは、このHyperSmooth2.0でほとんどイケると思うぞ~!
更に、その上の「ブースト」に設定すると、ブーストモードがオンになった状態になる。
ブーストモードを使うと、恐ろしいぐらいに手振れ補正が効いている。
よっぽど激しく動くようなアクティビティー以外は、高モードで十分だと思うぞ~!
GoPro HERO8 BlackのHyperSmooth2.0を使う時に、1点だけ注意が必要だ。
それは、HyperSmooth2.0を使うと画角が狭くなることを、きちんと理解しておくことだ。
オンor高で10%のクロップ、ブーストモードを使うと更に10%クロップされるので、そこだけ踏まえて有効に活用しよう。
ビルトインマウント
次に、ビルトインマウントについてレビューしていこう。
GoPro HERO8 Blackのビルトインマウントも凄く良い部分だ。
あの、煩わしいフレームが完全に必要なくなったんだ。
たったこれだけの事なんだが、めちゃくちゃ快適になったんだ。
いかにあのフレームが、俺にストレスを与えていたのかが分かったw
GoPro HERO8 Blackは、俺みたいな面倒くさがり屋に凄く優しくなったぞ~!
釣りでGoProを使っている人には伝わると思うんだけど、雨の日にバッテリーが切れたりすると諦めちゃうじゃんw
もういいや、今日はGoPro忘れたことにしよう・・・ってwww
でも、これからは煩わしいフレームが無いから、サッとバッテリー交換が出来ちゃうんだ。
今所有しているGoProは、HERO6、HERO7、HERO8なんだけど、全部HERO8にしたくなっちゃったよwww
ビルトインマウントで手軽に
GoPro HERO8 Blackに採用されたビルトインマウントのお陰で、全体的に手軽に使うことが可能となった。
ビルトインマウントの恩恵は、バッテリーやmicroSDカードの交換時に楽なだけでない。
GoPro HERO8 Blackを各マウントから取り外して、直ぐに手持ち撮影に切り替えるといった事も可能なんだ。
HyperSmooth2.0の恩恵もプラスされ、GoPro HERO8 Blackを直接掴んでの手持ち撮影でも、今までより圧倒的に良い映像が撮れる。
しかし、直接手で持つ場合は、マイクの位置に注意しよう。
GoPro HERO8 Blackはマイクが増えているため、そこを塞いでしまうと音が上手く入らないことがあるからね。
新型バッテリー
GoPro HERO8 Blackの発売と同時に、専用の新型バッテリーも用意された。
カラーリングが変わり、取り出し用のベロの向きが逆になったものだ。
価格は旧バッテリーが税込2,640円なのに対して、新バッテリーは税込3,300円とかなりアップしやがったw
一部の有名ユーチューバーが、発売前に貸出機によるレビュー動画の中で、バッテリーについて触れていたんだ。
多くの人が見たと思うけど、その動画では「旧バッテリーではHyperSmooth2.0が使えない」と言っていた。
しかし、これは完全にガセだったぞ~!
俺は、この言葉を信じて新バッテリーを3個も買ってしまった。
おかげで、GoPro用バッテリーが全部で13個になっちゃったよ!
給電撮影しなくても一日中撮影出来ちゃう数で、もはや無敵状態だぞクッソwww
新旧のバッテリーを比較
バッテリーの横に表示されているスペックも、新旧とも同じだ。
このことから、バッテリーは同じものだと思って良いと思うぞ~。
取り出し用のベロの向きだが、旧バッテリーの場合は逆に曲げれば解決だw
一応、旧バッテリーを入れるとアナウンスが出るけどね。
GoPro側でバッテリーを認識しているようなので、サードパーティー製のバッテリーを弾く目的かもしれないね。
一通りチェックしたが、旧バッテリーのために使えないという機能は確認出来なかった。
しかし、今後ファームウエアのアップデートによって状況が変わるかもしれない。
過去に、ファームウエアのアップデートによってサードパーティー製のバッテリーが使えなくなったこともあるしね。
なので、買い増しする場合は安全を見て新バッテリーを買った方が良いかもしれないね。
ちなみに、デュアルバッテリーチャージャーでの充電も、新バッテリー旧バッテリーのどちらでも問題なく出来るぞ~。
デュアルバッテリーチャージャーを持っている人は、わざわざ買い替える必要は無い。
持っていない人は、新バッテリー付きのデュアルバッテリーチャージャーを買おう。
給電撮影
GoPro HERO8 Blackの給電撮影に関しては問題なく出来たし、バッテリー無しでも可能だった。
しかし、USB-Cが差込口にしっかり刺さっていない場合は、ちょっと触っただけで接触不良で給電がストップされてしまう。
その場合は、振動などで接触不良を起こす可能性が高いので注意が必要だ。
モトブログなどで使用する場合は、GoProをヘルメットに取り付けることが多いため、バッテリー1個の重さでも使用感が大きく変わる。
そのため、なるべく全体の重量を軽くしたいので、バッテリーは無しで撮影したいだろう。
その場合は、しっかりとUSB-Cが差込口に刺さっていることを確認しよう。
ちなみに、GoPro HERO7 Blackまでの機種でも、バッテリーを外しての撮影が可能だった。
というか、外しておかなければエラーで固まってしまい、まともに撮影出来なかったんだけどねwww
この問題が解決していれば良いんだけど・・・。
一応、テスト撮影では問題なかったんだけど、一日中撮影するような場合はまだ分からない。
長時間の撮影でも問題なければ良いんだけどね。
この辺は、今後ガッツリと一日中撮影したらまたレビューしよう。
給電撮影の注意点
GoPro HERO8 Blackの場合は、給電撮影をするとバッテリーがむき出しになるのでちょっと怖いw
落とさないように、養生テープなどで固定した方が良さそうだ。
ちなみに、ハッチの取り外し方は、開けたハッチを更に上に動かすと簡単に外れるぞ~。
※サードパーティー製のリプレースメントドアによって解決した!↓↓↓
それと、GoPoが固まる原因はバッテリーや本体が高温になるためなんだ。
これは、長時間の連続撮影をするとリスクが高くなる。
これを極力回避する方法として、撮影のON/OFFや電源のON/OFFをマメにすると良いだろう。
この時にスマートリモートを使えば、少々離れたところからでも簡単にON/OFFが切り替えられるぞ~!
俺の場合は主に釣りでGoProを使っているんだけど、ボートの後ろに固定しているGoProとチェストマウントハーネスに取り付けしてあるGoProを、このスマートリモートで同時にコントロールしている。
スマートリモートは、同時に50台までのGoProをコントロール出来るので、複数のGoProカメラを同時に使う時にも便利だ。
GoPro HERO8 Black用のmicroSDカード
GoPro HERO8 Black用のmicroSDカードだけど、400GBも問題なく認識してちゃんと撮影出来た。
もちろん、それ以下のものも当たり前だが認識するぞ。
なので、今までGoProを使っていた人は、そのまま流用すれば問題ない。
SanDiskのUltraがおすすめ
ちなみに、俺が使っているmicroSDカードは「SanDiskのUltra」で安くておすすめだ。
これなら間違いなく認識してくれる。
どのmicroSDカードを買ったらいいのか分からない人は、SanDiskのUltraを買えばいい。
GoPro推奨のmicroSDカードはちょっと高過ぎる。
Ultraでも何も問題なく4K撮影も可能なので、これで十分だぞ。
また、microSDカードはクラッシュすることもあるが、Ultraなら安価なので「買い替えればいいや!」で済むw
GoPro HERO8 Blackの操作性
GoPro HERO8 Blackは、とにかく操作性がすこぶる向上している。
まず、電源をONにして起動されるまでの時間が、GoPro HERO7 Blackよりも速くなっている。
1秒程度の僅かな違いだが、操作感としてはこの差はとても大きい。
タッチパネルの操作性も上がっていて、今までのもっさりとしたものはなく機敏に反応してくれる。
サクサク動くので、ストレスを感じないんだ!
また、音声認識機能の感知能力も上がっているぞ~!
コレ、めちゃめちゃ良くない!?
前のモデルのGoPro HERO7 Blacのタッチパネルなんて、アホ過ぎだもんねwww
GoPro HERO8 Blackのユーザーインターフェースは、全体的に賢くなっているぞ~!
まとめ
ポイント
- HyperSmooth2.0のおかげで撮影に気を使わなくていい
- ビルトインマウントのおかげでバッテリー交換などがらくちん
- バッテリーは旧モデルも使用可能
- 給電撮影は可能だが注意が必要
- microSDカードは400GBまで動作確認済み
- 操作性が向上したので逆に旧モデルを捨てたくなる
超絶進化したGoPro HERO8 Blackがあれば、快適な撮影環境を手に入れることが出来る。
旧モデルから買い替える価値は、十分にあると思う。
初めてGoProを購入する人は、迷わずGoPro HERO8 Blackを選択しよう。