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STREAM DECK mk.2 レビュー|配信者・クリエイター必須のショートカットデバイス

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STREAM DECK mk.2 レビュー|配信者・クリエイター必須のショートカットデバイス

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配信者やクリエイターの間で高い人気を誇るデバイスが「Elgato STREAM DECK(ストリームデック)」ですね。

その中でも「STREAM DECK mk.2」は、従来モデルからデザイン性や使いやすさが進化した注目のモデル。

この記事では、実際に使ってみた感想やメリット・デメリット、設定方法、活用事例まで詳しくレビューします。

STREAM DECK mk.2とは?

STREAM DECK mk.2は、Elgato(エルガト)が販売する「ショートカット入力デバイス」です。

本体には15個のカスタマイズ可能な液晶ボタンが搭載されており、1つ1つのボタンに「アプリ起動」「シーン切り替え」「音楽再生」「ショートカットキー入力」など、自由に機能を割り当てられます。

特に人気なのは配信ソフト(OBS Studio、Streamlabsなど)との連携

配信者はワンタッチで画面切り替えやBGMの再生、エフェクトの追加ができるため、作業効率と演出力が飛躍的にアップします。

主なスペック

  • 15個のカスタマイズ可能なLCDキー
  • USB-C接続(従来のUSB-Aから変更)
  • 取り外し可能なケーブル
  • 角度調整可能なスタンド付き
  • 専用ソフトで直感的に設定可能
  • Windows / macOS対応

STREAM DECK mk.2の進化ポイント

従来モデルの「STREAM DECK(無印)」からの進化点を整理します。

1. デザイン性の向上

mk.2では前面パネルが交換可能になりました。

ホワイトモデルも登場し、デスク周りの雰囲気に合わせたコーディネートが可能です。

ガジェット好きや配信環境にこだわるユーザーには嬉しいポイントです。

2. USB-Cケーブル採用

従来はUSB-Aでしたが、mk.2はUSB-C端子に刷新。

さらに着脱式になったため、断線時にケーブルのみ交換できる安心設計になっています。

3. 安定感のあるスタンド

従来モデルよりも角度調整のしやすいスタンドが付属。

ボタンの視認性や押しやすさが向上しました。

STREAM DECK mk.2のメリット

実際に使ってみて感じた利点を紹介します。

1. 作業効率が劇的にアップ

動画編集ソフト(Premiere Pro、DaVinci Resolveなど)のショートカットを割り当てれば、編集作業のスピードが大幅に向上します。よく使う機能を1ボタンで呼び出せるため、キーボード操作よりも直感的です。

2. 配信の操作がワンタッチ

配信中に「マイクミュート」「BGM開始」「シーン切り替え」をマウスで探して操作するのは大変です。STREAM DECK mk.2なら1ボタンで実行可能。配信のクオリティと操作の安定感が格段に上がります。

3. 見やすくカスタマイズ可能

ボタンはアイコンや文字を自由に変更でき、階層フォルダを作ることも可能。カテゴリごとに整理できるので、15個以上の機能も無理なく運用できます。

4. ノーコードで簡単設定

専用ソフトはドラッグ&ドロップ操作が中心。初心者でも数分で設定でき、プラグインを追加すればさらに多機能化できます。

STREAM DECK mk.2のデメリット

一方で注意点もあります。

1. 価格が高め

約2万円前後と、キーボードやマウスに比べると高額です。趣味レベルで配信を始めたばかりの人には少しハードルが高いかもしれません。

2. 15ボタンでは足りない場合も

本格的な配信者や編集者は**32キー搭載の「STREAM DECK XL」**を選んだ方が快適なケースもあります。

3. ソフト依存

基本的には専用ソフトが必須です。PCが苦手な方には最初の設定で少し戸惑う可能性があります。

STREAM DECK mk.2の主な活用シーン

1. 配信(OBS・Streamlabs)

  • シーン切り替え
  • マイクON/OFF
  • 効果音再生
  • 視聴者へのアクション(拍手音、アニメーション)

2. 動画編集

  • カット、リップル削除
  • トランジション挿入
  • レンダリング開始

3. ビジネス活用

  • ZoomやTeamsの会議でマイクON/OFF
  • よく使うアプリやフォルダを一発起動
  • 定型文入力やスクリプト実行

4. 日常用途

  • Spotifyの再生/停止
  • 照明(Elgato Key Lightなど)の操作
  • スマートホーム連携

設定方法(初心者向けステップ)

  1. ソフトをインストール
    Elgato公式サイトから「Stream Deck」ソフトをダウンロードしてインストール。
  2. デバイスを接続
    USB-CケーブルでPCに接続。認識されるとボタンが点灯。
  3. 機能を割り当てる
    ソフトの左メニューから使いたい機能をドラッグし、ボタンに配置。
  4. アイコンを設定
    公式の「アイコンライブラリ」や自作画像を設定すると、視認性が大幅に向上。
  5. プロファイルを作成
    配信用、編集用、仕事用と切り替えればシーンに合わせた最適化が可能。

STREAM DECK mk.2と他モデル比較

モデルボタン数特徴価格帯
STREAM DECK Mini6個コンパクト、入門向け約1万円
STREAM DECK mk.215個標準的なモデル、汎用性◎約2万円
STREAM DECK XL32個プロ仕様、大規模配信向け約3.5万円

初めて使う人はmk.2が一番バランス良し。配信を本格的に行うならXLがベストです。

STREAM DECK mk.2はどんな人におすすめ?

  • 配信のクオリティを上げたい配信者
  • 動画編集やクリエイティブ作業を効率化したい人
  • Zoom会議を効率化したいビジネスパーソン
  • スマートホームをボタン1つで操作したい人

特に「配信 × 動画編集」を行う人にとっては、ほぼ必須級のアイテムといえます。

まとめ:STREAM DECK mk.2は“効率化と演出力”を両立する最強デバイス

STREAM DECK mk.2は、デザイン性・機能性・拡張性のすべてを兼ね備えた万能ショートカットデバイスです。

価格はやや高めですが、導入すれば配信や編集の効率化はもちろん、デスク環境全体がスマートになります。

「配信やクリエイティブ作業を本気で快適にしたい」と思う方にとって、STREAM DECK mk.2は間違いなくおすすめできる製品です。

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